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2019白玉蘭栄誉賞受賞者伊藤幸孝氏、「中国と日本は2000年の友人!」

2019年 9月 29日10:33 提供:東方網 編集者:王笑陽

 中国人と日本人とは文化や習慣や考え方などにおいてさまざまな違いがある。伊藤氏は、これらの違いは異なった環境や時代の産物である可能性があり、両国の人々の根底に流れる価値観は一致する、という見方を持っている。

 「中国で最も印象的なことといえば、引き続き成長段階にある中国では、人々が高い向上心を持ち、積極的に挑戦する気持ちを強く持っていることです。これは高度経済成長をすでに経験した日本人とは違います。しかし、こういう違いは、経済環境と深く関わっているのではないかと思います。社内では現在、中日の異文化研修を全社員に実施し、日本人と中国人の考え方の違いを学習することで、コミュニケーショントラブルをなくす試みを続けています。しかし、最近感じるのは、中国人と日本人とは根底に流れる価値観は同じという感覚です。それは、中国と日本とは唐の時代から交流を始め、2000年にわたる関係を持つ隣人だからです」。

 最後に伊藤氏は、中日両国が協力してアジアの安定した発展を牽引し、世界の平和と安定にも貢献するという願いを込めて、「中国と日本とは2000年の友人!」という言葉を書いてくれた。

(編集:W)